ある日を境に、自分が存在しない予知夢を見る
自分の存在が、世の中から消えてしまったように・・・
そんなことってあるのだろうか。通常の日常の中で、自分のいないのが当たり前のように時間が流れている。
ふと、下へ落ちたような感覚がはしり、目が覚める。今のは夢だったようだ。
しかもリアリティーある夢。自分が消えている世界がすごく気になる。予知夢は正夢になることもあるし、もし正夢なら、なぜ消えている?
そう考えると、気になってしょうがない
消えた日だけは、しっかり覚えている。今から数日後だ・・
消える前日。明日が事故にあわないか、身の回りをチェックする。大丈夫だ。何もなさそう。しかし、万が一を考えて、自宅で過ごそう・・・
自宅は、フロアが1階2階あるが、2階のみで過ごそうと決める。
当日、地震や火災が起きないかとか回りの家具なんかが倒れてこないかを確認。大丈夫だ。でも消えた日なので、用心を重ねる。
そうこうしていたら、ある人物と出会う。こっちはよく知っているが、向こうはしらないはず、相手はテレビに出ている人だ。
だが、彼の方から声を掛けてくれる。こっちを知っているみたい。なんか以外な感じがする。
あとから思うと、なぜ自宅に来たんだ?と思うが、その時は、自然と受け入れていた・・
彼が、1階に降りようと、階段の方へ進む。自分も後をついていく。
階段を見下ろすと、ふと、落ちそうな感覚が襲う・・・・
気づくと、部屋の中。何がどうなっているんだ??
何気に自宅の外へ出る。なぜ出ようと思ったのか、自分でも不思議。そして、自宅前の道を少し歩き、何もないようなので、自宅に向かって歩き出す。
道端に泊まっている白いバンを横切ると、車の影から、人が現れる。
テレビで良くみる人物だ。当然ながらこっちは知っているんだが、彼は、私に声を掛けた・・・
?
これってデジャブ?同じようなシーンを前にも・・
日付を確認すると、なんと、自分がいなくなった日ではないか
時間が戻っている??
これが原因か?
同じ日を繰り返しているため、私だけ、次の日に進めない
これが私が消えてしまった理由なのか・・・
彼と別れたあと、自宅の玄関先に着く。
玄関に、不自然に穴が開いている。何の穴かわからないが、のぞいてみた
すると、またもや、吸い込まれるように落ちるような感覚が襲う・・・
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そこで、目が覚めた。
一連の流れが、夢だった・・・
忘れないうちに、書き留めておく